埋もれていた価値は、極上の枝豆だけじゃなく、
集落を取り巻く自然環境と、集落の暮らしそのものだった。
思い起こしてみると、この何にもない山間の小さな集落で、私達はとっても幸せな子供時代を過ごしました。
経済的には決して裕福ではありませんでしたが、お金では手に入らいないものすべてがあった気がします。
(ないのはお金だけ!)
とはいえ、自然の中での暮らしはある意味過酷で、たくましくなければ生きていけない。
どこに出て行っても生きていけるくらいのたくましさを育まれた気がします。
私は自信をもって、ここで生まれ育ってよかったといえます。
そんな集落が限界集落となり、山の動物たちとの境界線がなくなって、このまま廃れてなくなるかもしれない。
なんてもったいない。
こんなふうになったのにはなっただけの理由がある。
でも理由があるなら、解決策(対策)を考えればよい。
ということで、2023年はこの新らな展開に賛同してくれる仲間たちとの足場づくりが始まったのです。
この豊かな自然の中で、私たち人間が暮らす小さな集落を、これからもずっと維持していくためのプロジェクトのスタートしました。
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